画家、堀越千秋氏の死去について

2016.10.31

画家、エッセイストの堀越千秋(1948年11月4日、東京都生まれ)は、スペイン現地時間の10月31日午後9時45分、マドリード市内のアルコルコン病院で多臓器不全のため死去しました。
葬儀は、現地時間1日の午前9時から午後11時までマドリード市内の葬儀場で行い、後日、スペインと日本でお別れ会を行う予定です。喪主は妻久美(くみ)さんです。
生前のご厚誼に感謝し、ご連絡申し上げます。

 

画廊香月 香月人美
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先月の堀越千秋 絵本原画展「大渦巻」は10月29日をもって終了いたしました。
引き続き、堀越千秋展「西の国から」(11月5日~27日)が福岡ギャラリーモリタにて開催されます。

 

〈堀越千秋 略歴〉
1948年 東京生まれ。
東京芸術大学大学院油画専攻修了後、ヨーロッパ各地を放浪。
1976年、芸術的刺激に圧倒され、スペイン政府留学生としてマドリッドに定住。
以来マドリッドに住み続け、ヨーロッパで高い評価を受けている。
全日空の機内誌「翼の王国」の表紙画でも有名。
カンテでフジロックフェスティバルに出演。
2013年、BS朝日にてドキュメンタリー番組「情熱の画家 スペインに生きる~ピカソの魂を訪ねて~」が全国放映。
2014年、スペイン政府よりエンコミエンダ文民功労賞受賞。
2015年、スペイン大使館にて個展「ママー・デ・ミス・エントラーニャス 我が腸の母」、画廊香月 堀越千秋展「アーモンドの咲くころ」を同時開催。
2016年、神田日勝記念美術館「西の国から」、画廊香月 堀越千秋絵本原画展「大渦巻」を開催。アートフェア・アジア福岡のシンボルマークを制作、招待作家として個展と講演を行う。
陶芸や舞台美術など広く活躍。
またカンテフラメンコの歌い手として知られる。
(著書に『絵に描けないスペイン』、『アンダルシアは眠れない』、『赤土色のスペイン』、絵本に『大渦巻』など。
CDに「わが腸のソレア」)