塚本 紗知子

Sachiko Tsukamoto

〈略歴〉
2006年 YAMATE美術セミナーにてドイツ式デッサンを学び始める
以降毎年同教室主催の展示会において作品を発表する
2009年 坂下昿吉氏師事のもと油彩画の制作を始める
2011年 ギャラリー千年池 個展(横浜)
2015年 ことば塾Worte朗読ライヴ 作品提供 (東京)
2017年 創作に対する共通の思いの元、山内薫子、花本友理子と
3人会「triplets」を立ち上げる
ギャラリー千年池 tripletsグループ展(横浜)
2021年 Art Gallery山手 グループ展(横浜)
2022年 GalleryK 「Women2022」グループ展(京橋)
2022年 GALERIE PARIS 個展(横浜)


〈創作にあたって〉
誰しも子供の頃は無心に何かを想像して、自分ではない人になってみたり、
無いものをあるようにしてみたり、どこか違う世界の住人になってみたりします。
そんな子供の頃に遊んだ想像の世界を思い出しながら、記憶を掘り起こすという
作業を通して絵という形に再構築していきます。
かつてそうした世界で遊んでいた人、今もそうした世界に属する人、また想像の世界
に遊ぶ余裕のなかった人も、そこへ行って自由に遊べるように、まだ見たことがない
ようででもどこか懐かしい、そんな純粋な世界を描くことを目指しています。
これらの作品を通して、誰もが持っている豊かな精神世界を思い出し、眠っていた
想像力を解放する事が出来るよう願います。
またその事が今を生きていく上での様々な困難に対する一つの答えであると信じる
ものです。