意志ト祈リノ埠頭ノ果テニ、私ノ夜ノ棲栖ガアル。
詩人河村悟の詩的実験はポラロイド制作から始まった。その画像作品はポ ラロイド社の技師たちの頭を混乱させ、作品は定義不能の" />KAWAMURA SATORU Exhibition [Catch the“cygne”alive 2012]
2012.3.10 [SAT] - 3.27 [TUS]
意志ト祈リノ埠頭ノ果テニ、私ノ夜ノ棲栖ガアル。
詩人河村悟の詩的実験はポラロイド制作から始まった。その画像作品はポ ラロイド社の技師たちの頭を混乱させ、作品は定義不能のまま謎の中に留 まった。詩人はその作業を「白鳥捕り」と名づけて、封印。そして時は暴 流のように流れ、美は生きたまま葬られる? 春、三月。意志と祈りをこめて檻の中の「白鳥」を開封します。 なお、期間中、土・日・祝日に全6回にわたる詩の朗読会「詩はまた昇る 犬と狼の時刻に」を開催。
★河村悟「詩はまた昇る 犬と狼の時刻に」朗読会
料金:2000円(ドリンク付)
開演:各回17: 00 スタート
3.11 [sun]
俳句「れん童忌」百句
(※れん=上部に「糸言糸」下部 に「女」)
3.17 [sat]
シモーヌ・ヴェイユ SP「エメラルドが緑色であるように」
<われ>であってはいけない。まして<われわれ>であっては、なお。
S.ヴェイユ『カイエ』全巻ヨリ拾遺・構成。
3.18 [sun]
無人島の演劇「カミーユ・クローデル」
「私のなかに女がいる」と言った姉さん。姉さんを閉じ込めたのは、ぼくだよ。あんなロダンの糞野郎じゃないよ。
3.20 [tue 祝]
香月人美、『夢ノ仇』を読む。
「夢ノ仇」「灰ノ掟」「光ノ傷」「星ノ崖」「生ノ岬」の5章で構成された連作詩『夢ノ仇』(河村悟,1994)を一挙朗読。
3.24 [sat]
「わたしの隣人ニーチェ」
さまよえる犀のように孤独であれ!反時代の隣人ニーチェの仮面の素顔を手紙、草稿、未完の詩片ヨリ拾遺・構成。
3.25 [sun]
「いつの夜も月にふる雪をおもへ」
「どこまでが死のけむりで、どこから肉の悲鳴なの?」歌うまえに羽撃く夜の白鳥を追いかけてー最新作。