岸田 淳平

Junpei Kishida

【Japanese】
1943年大阪府生まれ。1966年関西学院大学文学部心理学科卒業。

1981年、第12回版画グランプリ展、サロン・ドートンヌ展に出品。1982年、第4回現代版画コンクール展、第50回日本版画協会展、第32回モダンアート展、第10回イビザ・ビエンナーレ展に出品。1983年、第1回版画大賞展出品。1984年、東京・シロタ画廊にて初個展を開催し、第15回国際美術展に出品する。

以後、東京の画廊香月、ギャラリー椿、シロタ画廊、杏美画廊、日辰画廊、プラザギャラリー、ギャラリーしらみず美術、あらかわ画廊、大阪の江戸堀画廊、ギャラリー井上、福岡のギャラリーモリタ、大分のみさき画廊、新潟のたけうち画廊、小国芸術村会館など全国各地で多数の個展を開催した。

版画家として出発し、のちに油彩を中心とした独自の表現を展開。繊細な感性と深い叙情性をもって、一人の女性の姿に人生の哀歓や人間存在の儚さを託し描き続けた。幾重にも絵具を重ねた画面には、静かな詩情と人間への深い慈しみが漂う。

また画家であると同時にエッセイストとしても活動し、『放課後読本』『優良児的青春を殺虫する毒薬に関する狂気の考察』『犯罪的放浪』(立風書房)、詩画集『春の涙腺』などを刊行。『犯罪的放浪』には、劇作家・井上ひさしが「この本の中にあるセンチメンタリズムは史上空前の逞しさを持ち、著者の愛飲する球磨焼酎よりも強烈な芳香を放つ」と評を寄せている。

作品は東京オペラシティアートギャラリー、寺田小太郎コレクション、米子市美術館(鳥取県)、小国芸術村会館(新潟県)、ウッジ市立美術館(ポーランド)、国際グラフィックアート美術館(エジプト)などに収蔵されている。

2024年逝去。

1943年 大阪生まれ
1966年 関西学院大学心理学科卒業
1981年 第12回版画グランプリ展、サロン・ドートンヌ展
1982年 第4回現代版画コンクール展、第50回日本版画協会展、第32回モダンアー展、第10回イビザ・ビェンナーレ展
1983年 第1回版画大賞展
1984年 シロタ画廊で初めての個展、第15回国際美術展

▪️個展
ギャラリーモリタ/福岡、みさき画廊/大分、ギャラリー椿/東京ほか多数。

▪️著書
『放課後読本』、『犯罪的放浪』(立風書房)、詩画集『春の涙腺』など。

犯罪的放浪 解説
「この本の中にあるセンチメンタリズムは史上空前の逞しさを持ち、著者の愛飲する球磨焼酎よりも強烈な芳香を放つ。この本の中にちりばめられた詠嘆の涙はほんものと思う。」(井上ひさし)

▪️収蔵
東京オペラシティアートギャラリー、寺田小太郎コレクション、米子市美術館/鳥取県、小国芸術村会館/新潟県
ウッジ市立美術館/ポーランド、国際グラフィックアート美術館/エジプト